iOSデバッグ&最適化技法for iPad/iPhone

そっこーで読了

iOSデバッグ&最適化技法for iPad/iPhone
國居貴浩
秀和システム
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本書はアプリを作る方法というよりも、それをサポートする「デバッグ」や「Instruments」などに焦点を合わせた内容で、その点に注目すると他のHow to本よりも読み手を選んでしまう本と言える。

しかし、驚いたことに、ページを捲ってみると、まるで初心者に合わせたようiPhoneアプリの作り方も平衡して書かれており、C、Objective-Cを少しでも齧っていない人には難しい内容だと感じずにはいられなかった。

さらに、実機でテストを行う方法についても書かれていたが、ぶちゃっけこの内容だと正直つらいものがあり、もう少し順序立てて説明した方がいいと思った。

誤字もひどいものがあった、いたるところで、「leak」ではなく、「leark」と書かれており、最初は、気にならなかったが、徐々にイライラしてきた。

プログラムの記述に関してもひどいものがあり、例えば、
p70

intmain(intargc,char* argv[]){

}

と型と関数名を繋げて、さらに、型と引数名を繋げて書いてしまっているケースがあった。
(ぱっと今読み返して2カ所発見。)

これだと、intmain関数と解釈してしまうC言語初心者がいるのではないのだろうか?

IT書籍を多数発行している、あの秀和システムからの書籍だっただけに、この点でもショック。

最大のショックは、Xcode4ベースで内容が進んじゃったこと。

現在、Xcode4はベータ版で提供されており、ほとんどの開発者の方は、3.XXを使っているはず。
この理由としては、Xcodeに付属しているiOSもベータなので、安定版である3.XXで使った方がが安心してアプリを作ることができるからだ。

そんな中、本書を読んでよかったと思ったのは、やはり最大の売りである「Instruments」の使い方とNSAutoReleasePoolクラスが把握できたことかな。

これで今後の開発においてメモリ管理のデバッグがやりやすくなったかと思うと、1890円だした価値はあったのかなーっと。

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